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ホントにあったタイヤの怖~い話
2024-08-05
悪意の蛇
ある夏の昼下がりのことでした。
「パンク修理を、して頂けませんか」
初老の男性が来店し、消え入るように小さな声で、ご依頼されました。
「どのようなパンクですか?」
スタッフが尋ねると、男性は、呟くように、
「これ、です」と
お車から、その、パンクしたタイヤを、引き摺り下ろしました。
「な、なんですか、これは!?」
スタッフの背筋に、凍りつくような冷た~いものが走りました。
色々なパンクを見てきましたが、これはなんともイヤなパンクです。
釘が、等間隔に、薄いゴム板に刺してあり、
おそらくそれを、駐車してあるお車の、タイヤの前に置かれたのでしょう。
誰かのいたずらでしょうか、ネガティブな感情すら垣間見えます。
天網恢恢疎にして漏らさず。
悪事は、必ず天の網にかかります。
どこのどいつだかわかりませんが、このようなことは、やめましょう、絶対に。
こ、怖すぎる。
もちろんこのタイヤは修理不可です。
残念ながら、穴が空き過ぎてます。